秋の飯塚で、武士の魂を感じる特別展が開催中です。
令和7年度の企画展として「甲冑~武士の装い~」が、飯塚市歴史資料館にて10月30日(木)から11月25日(火)まで行われています。
鎧兜の美しさや武士たちの精神文化に触れられる貴重な展示です。
イベント概要
名称:令和7年度 企画展「甲冑~武士の装い~」
会期:2025年10月30日(木)~11月25日(火)
休館日:水曜日
時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
場所:飯塚市歴史資料館(福岡県飯塚市柏の森)
入館料:
・一般230円(団体160円)
・高校生110円(団体70円)
・小中学生50円(団体30円)
※土曜日は高校生以下無料
展示内容と見どころ
今回の企画展では、福岡藩主黒田家およびその家臣の甲冑が多数展示されています。
中でも目を引くのは、黒田長政所用と伝わる鎧や、戦国期の武将たちが実際に身に着けた兜。
漆塗りや金具の装飾、素材の違いなどから、当時の技術力と美意識の高さが感じられます。
展示の解説パネルでは、鎧の構造や役割だけでなく、「武士がなぜこのような装いをしたのか」という精神的背景にも触れています。
甲冑は単なる防具ではなく、誇りと覚悟の象徴であったことがわかる内容です。
歴史を感じる特別な時間
館内では、戦国から江戸時代にかけての甲冑の変遷も紹介されています。
時代とともに機能性から装飾性へと移り変わっていく様子は、まるで武士の心の変化を映す鏡のよう。
また、当時の武具や小道具も合わせて展示されており、まるでタイムスリップしたような体験ができます。
おすすめの楽しみ方
展示会では、写真撮影が許可されているエリアもあり、鎧兜と一緒に記念撮影する来場者も多いそうです。
週末には解説員によるミニ講座も予定されており、甲冑の構造や戦国時代の生活について学ぶことができます。
家族連れや学生にもおすすめの内容です。
アクセス情報
会場:飯塚市歴史資料館(〒820-0018 福岡県飯塚市柏の森718-1)
電話:0948-25-2930
アクセス:
・JR新飯塚駅から徒歩約10分
・西鉄バス「歴史資料館入口」下車すぐ
・無料駐車場あり(普通車30台分)
公式サイトはこちら
地域と歴史をつなぐイベント
飯塚市歴史資料館では、地元にゆかりのある歴史や文化をテーマにした企画展を毎年開催しています。
今回の「甲冑展」は、地元の子どもたちに歴史の魅力を伝える教育的な取り組みでもあります。
地域の誇りを再発見できる素晴らしい機会として、多くの市民に親しまれています。
他の人はこちらも質問
甲冑展ではどんな種類の鎧兜が見られますか?
黒田家ゆかりの鎧や戦国期の具足、江戸期の装飾甲冑など、時代を超えた多様な展示が楽しめます。
子ども連れでも楽しめますか?
はい。小学生向けのわかりやすい解説パネルがあり、土曜日は高校生以下無料です。
館内で写真撮影はできますか?
一部エリアでは撮影可能ですが、フラッシュ撮影は禁止されています。詳細は現地で確認しましょう。
駐車場はありますか?
無料駐車場が30台分あり、車での来館も便利です。
まとめ
「甲冑~武士の装い~」展は、戦国時代から江戸時代にかけての武士文化を体感できる貴重な機会です。
飯塚の歴史を知るだけでなく、日本人の「誇り」と「美意識」を再確認できる展示です。
この秋はぜひ、家族や友人と一緒に飯塚市歴史資料館を訪れてみてください。

コメント